坂倉将吾 選手
やっぱりしんどいこともあれば、うれしいこともあるし、本当に喜怒哀楽がたくさん出たシーズンだったなと思います。

青山高治 キャスター
でもジャパンのユニホームを着て、決勝で日韓戦で日ごろ受けていないピッチャーの球を受けるプレッシャーってすごかったんじゃないですか?
坂倉将吾 選手
いや、もうとにかくミットからボールが落ちないようにだけ意識して捕っていましたけど。とにかく後ろにそらさないようにしっかり準備してやっていましたし、ブルペンでも何回か捕れたので、準備はできていたかなと思います。
青山高治 キャスター
一方で何か練習中とかキャンプは牧選手とかすごく仲がよさそうでした。
坂倉将吾 選手
同級生ですし、2人で野手では最年長だったので、「下しかいないの、ヤバいね」みたいな話をしながら過ごしていました。
石田充 アナウンサー
本当にジャパンにまたタイトルをということにもなりました。そして、堂林選手は気が付けばもう14年目のシーズンが終わったと…
堂林翔太 選手
そうですね。周りを見渡せば下の子ばっかりで、年をとったなと思いますね。
安仁屋宗八 さん
いや、いつまでも若大将ですよ。そのままいってほしいですね。本当、加山雄三さんに負けないぐらいがんばってほしい。
青山高治 キャスター
先日、枡田絵理奈さん(妻)に「イマナマ!」にご出演いただいたときに…
堂林翔太 選手
たいへんお世話になりました。
青山高治 キャスター
お子さんたちが大きくなって、だいぶ野球がわかるようになってきて、4番になったときとか家族でこうやって手を合わせて、みんなで応援しているという話を聞いて。そのあたりはご自身でもお子さんの成長を感じたりしますか?

堂林翔太 選手
だいぶ野球はわかるようになってきて、そこは感じますね。
青山高治 キャスター
やっぱり4番のときとかは家庭内のちょっと雰囲気とかも違ったんですか?
堂林翔太 選手
いや、ぼくはそんなふうには感じなかったですけど…
安仁屋宗八 さん
いちばん奥さんが気を使って、一品、おかず増えましたよ(笑)。4番バッターでね。パワーをつけてもらおうと思って。
中根夕希 キャスター
家族の中でお父さんとしてたぶん変わっていくこともあるでしょうし、チームの中でも年齢の若い人たちが多くなる中で心の持ちようが変わったりとかありますか?
堂林翔太 選手
さすがに自分のことだけではダメだなっていうのは思いますし、そこは来年以降は、さらに意識しないといけないのかなと思います。
石田充 アナウンサー
坂倉選手はチームの中での “女房役” ということになるわけなんですけれども年上・年下、いろんなピッチャーをリードするときに意識したことって、何かありますか?

坂倉将吾 選手
やっぱりコミュニケーションというか、お互いの意見を話すっていうのは、ことし1年間意識しましたし、やってきたことが「侍」の方でも生きたので、ことしだけじゃなくて、来年以降も大事になるなと思っています。
石田充 アナウンサー
あとは 藤井彰人 ヘッドコーチの存在というのはいかがでしたか?
坂倉将吾 選手
本当にいろんな角度からいろんな目線でたくさんのことを教えてくれたので本当に勉強になることもありましたし、まだまだ、いろんなことを教わっていきたいなと思っています。
石田充 アナウンサー
安仁屋さん、まだまだ成長できる年齢でもありますから…
安仁屋宗八 さん
そのとおりです。まだまだ老け込むのは早い。まだまだ中堅クラスですから。上には松山竜平とか菊池涼介とか秋山翔吾とかいっぱいいますもんね。まだまだ2人とも中堅です。だからこれからの成長。今、いちばん大事じゃないですか。今、いちばん脂がのっとる時期だと思うんですよ。ただ、坂倉に関してはキャッチャーメインでことしは行くっていって、1回だけファーストを守ったんだよな。
坂倉将吾 選手
はい、何回か。
安仁屋宗八 さん
それが、ぼくは気になっとったんだけど、やっぱり宣言した以上は、キャッチャー1本でずっと行ってほしかったなというところもあるんですよね。だから、調子いいとか、人間ですから1年間通して体調もあるだろうけど、ぼく個人的にはもうキャッチャーで宣言したら、宣言どおりに1本で行ってほしいなと思いますね。来シーズンはそれで行ってほしい。