宮内庁の西村泰彦長官が、寛仁親王妃信子さまとのメールのやりとりを担当外の職員に誤って転送したことを明らかにし、「反省しております」と述べました。

西村長官のメール誤送信問題は、一部の週刊誌で報じられていたもので、きょうの定例会見で、西村長官はメールの内容は控えましたが、信子さまとのやりとりのメールを誤って担当外の職員に転送したことを認めました。外部への漏洩はないということです。

西村長官はこうしたことが起きた理由について、「システムが変わって私の方の知識不足というか、私の力の足りないところがあって、もう一度、一から勉強し直して対応したい」と説明しました。

そのうえで、「極めて遺憾であり、私自身反省しています。今後こういうことがないよう、セキュリティーポリシーに従ってきちんと対応していきたい」と述べました。