厚生労働省はきょう、アルコールによる健康への影響を周知するため、飲酒に関する初めてのガイドラインをとりまとめました。

ガイドラインでは「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」として、1日あたりのアルコールの摂取量を、▼男性は40グラム以上、▼女性は20グラム以上と示しています。

20グラムのアルコールはビールの場合だと、500ミリリットル缶1本に含まれる量です。

一方で、飲酒のリスクについて疾患ごとにも示していて、例えば、高血圧ではごく少量の飲酒でも発症のリスクが上がるとしています。