宮城県の人気ご当地キャラクター、気仙沼市の「ホヤぼーや」と南三陸町の「オクトパス君」がタッグを組みました。それぞれの土地の特産品を生かした"かまぼこ"の新商品が23日から販売されることになり、仙台で発表会が開かれました。

仙台市内には、南三陸町の「オクトパス君」と気仙沼市の「ホヤぼーや」がかけつけ一緒に新商品を発表しました。販売が始まるのは、旅するかまぼこ「ほやほやホヤ」と「しあわせタコ」の2つの商品で、価格はかまぼこが3枚入って税抜き450円です。

東日本大震災で被災した2つのかまぼこ店がタッグを組み、新たな特産品をつくろうと開発しました。気仙沼市特産のホヤと南三陸町特産のタコを食感を残した形で練り込んでいて、180日間の保存が可能です。

試食した人:
「ホヤだ。ホヤの風味がすごく香り高いですね」
「思ったよりも味付けがしっかりしていて食べ応えがあっておいしかったです。お酒のつまみにぴったりだなとおもいました」

三陸フィッシュペースト 及川善弥社長:
「常温で持ち運びできるという技術をしっかり残しながら特産品を練り込んでいくということで、作って食べて作って食べて、食べたときに皆がいいじゃんと思ってもらえるのを想像しながら作りました」

三陸フィッシュペースト 及川善弥社長

新商品は、JR仙台駅2階と南三陸さんさん商店街の「及善蒲鉾店」、気仙沼市「かねせん蒲鉾店」の合わせて3か所で23日から販売が始まります。