地域の受け入れ態勢を整え、そして知ってもらうために

今月13日、芦北町(あしきたまち)では台湾からやってくる人を呼び込むヒントを探す、視察ツアーが開かれていました。

熊本県の職員や地元企業が、台熊友好会のメンバーから台湾の人の好みを聞き取ります。

ツアーで訪れたのは、県内最大級の砂浜「御立岬公園海水浴場」。

芦北地域振興局総務振興課 前田翔 主事「海水浴は台湾でも人気ですか?」

台熊友好会運営メンバー 林欣儀さん「(台湾から)今、来ている人たちは、こんな場所を求めていると思います」

芦北町のキャンプ場では…。

徐 会長「ここで出たごみを持ち帰るべきかどうか、表示がない」
前田 主事「ルールの表示ですね」

視察ツアーを主催した県の担当者はツアーの意義を感じていました。

前田 主事「外国語の説明など受け入れ態勢を作るのはもちろんだが、外向きに地域のPRをいろいろな形でできればいいなと」

今、行政や企業、台熊友好会が協力してこれから台湾から来る人に向け熊本のことを知ってもらう準備を進めています。