『佐渡島の金山』の世界遺産登録を後押ししようと、キリンビールが売り上げの一部およそ12万円を佐渡市に寄付しました。

20日、新潟県佐渡市の渡辺竜五市長に目録を手渡したのは、キリンビール甲信越支社の泉水謙二支社長です。

キリンビール甲信越支社は今年7月から9月にかけて世界遺産登録応援キャンペーンを実施。この期間に販売した「キリン一番搾り生ビール」の売り上げの一部、およそ12万円を佐渡市の「世界遺産推進基金」に寄付しました。

キリンビール甲信越支社 泉水謙二 支社長
「私も一個人としても(世界遺産登録を)非常に期待しております」

ユネスコ諮問機関のイコモスは8月下旬に『佐渡島の金山』で現地調査を行っていて来年春にも勧告が公表される見通しで、その後、夏にも世界遺産委員会が登録の可否を最終判断するとみられています。