アジャコングも参戦! プロレスデビュー20周年凱旋興行
そして迎えた裕向さんのプロレスデビュー20周年凱旋興行。兄弟や知人たちが協力して盛り上げてくれます。

裕向さんの兄弟や知り合い
「裕向、20周年おめでとう。がんばれ!」
裕向さん
「楽しいプロレスをこの吉和で、廿日市市吉和で見せたいと思いますので、みなさん、楽しんでください。宮本裕向のプロレス2023スタート!」
裕向さんがプロデュースした大会は、出場選手も個性派ぞろい。地元・吉和だけでなく北海道から鹿児島まで全国から裕向ファンが集まりました。
そして、待ちに待った裕向さんの試合です。対戦相手は泣く子も黙る「アジャコング」です。

裕向さんはショルダータックルの打ち合いから場外に…。
パイプ椅子で背中を一発。
お返しはおでんにからしを大量に添えて口元に…。
観客も裕向さんのピンチを阻止します。

その後も一進一退の攻防になりました。
ここで裕向さんは得意のムーンサルトプレスで試合を終わらせたいところ…。しかし、カウント2で返されます。
逆にアジャ・コングに得意の裏拳、ダイビングエルボードロップを決められます。
審判
「1、2、3~!」
裕向さん、3カウントを奪われ、試合終了です。

メインイベントは全選手参加のバトルロイヤル。ここでも裕向さんはパフォーマンスで観客を楽しませました。
観戦した地元の児童
「楽しかったです!」
「めちゃくちゃおもしろかったです」
香川県からの観客
「地元の人とのふれあいというか、宮本さんはそういうのを大事にしてるじゃないですか。それをぜひ体験したいなと思って来ました。前回も楽しかったので、また来ました」

プロレスラー 宮本裕向 さん
「本当、みんな楽しんでくれたんで、本当にこの町でできてよかったなっていうのと、これからもやっぱり自分はここで育ったんで、この町に恩返ししたいなと思います」
裕向さんは3年後、また地元・吉和でプロレスをしたいと意気込んでいました。
青山高治 キャスター
「24年前のえびす講は全国的にも大きなニュースになって、広島のイメージみたいなものにもつながりましたけど、そこから24年経って、同じえびす講の時期に自分のふるさと吉和で小さな子どもから高齢の方までみんなを笑顔にさせていて…。裕向さん本人もだし、家族とか友人もいろんな思いでこの日を迎えたんでしょうね」

コメンテーター 福本成美 さん
「24年前のえびす講は、わたしは東京で見たんですよ。広島、大変なことになってるよと言われながらのえびす講だったので、もう感慨深く見ていましたね。楽しくエンターテインメントとしてみなさんに与えているのは、パワーをもらいますね」
田村友里 キャスター
「試合の迫力もですけど、観客のみなさんがすごい笑顔だったのが印象的で、宮本さん自身も学生の時にプロレスにあこがれを持って、今度は子どもたちに夢を与える側になっているというのがすばらしいなと思いましたね」