香港との経済交流の拡大を見据え青森県が招待した現地のバイヤーが20日から県内の工芸品などを視察しています。
県内を訪れているのは日本の工芸品や小物を扱う雑貨店と行列のできる日本のかき氷店を営むバイヤー2人です。県内の工芸品をはじめとした文化資源を通じて交流拡大を図ろうと県が招待しました。
2人最初に訪れたのは色ガラスを掛け合わせた「津軽びいどろ」を製造する青森市の北洋硝子です。津軽びいどろは、アジアを中心に10以上の国や地域に輸出されていて、香港でも、その豊かな彩りと季節感は人気だそうです。
日本の工芸品を扱う雑貨店経営・チャンホイチーさん
「写真やインターネットで見たことはあるが、本物は見たことがなかったので、きょう見て、すごくきれいで印象深かった」
行列のできる日本かき氷店経営・マクウンツェさん
「いろんな色がついている津軽のびいどろを使って、日本の風景を香港の人たちに見せたい」
2人は11月22日まで県内の10の施設を視察する予定です。