ライバルは 末包昇大 ―。

林晃汰 選手
「いや、本当に負けたくないと思ってやっていますし。“末さん” だけには負けたくないなと思います」

林がライバル視しているのは、4学年年上の右の長距離砲・末包昇大 です。8月に2試合連続の一発を放ち、そのパワーを見せつけると、シーズンの最終戦まで1軍に出場。11本のホームランを放ち、飛躍のシーズンとなりました。

林晃汰 選手
「2軍のときからですね。ずっとお互い、たぶん、お互いというか、もう負けたくないと思ってやっています。末さんには全部負けています」

― そんなことはないでしょう。
「いや、ほんまです。だから早く追い越せるようにがんばります」

同じパワーヒッターから見ても末包の力はすさまじく、あこがれの存在です。

林晃汰 選手
「いや、もう末さんはやっぱり飛ばす能力というか、1人全然違うと思うので、そこは自分も負けずにやっていけたらいいかなと思います」

― アドバイスをもらったり、情報交換はしたりする?
「バッティングですか。いや、実はないです。なくて、ぼくはもう陰でずっと見ています。見て、『ああ、こういう打ち方しているんだ』『おれもやってみよう』と」