きょう、東京都内で病気を抱える子どもたちやその家族らが集まるイベントが開かれました。

きょう午後、都内で開かれたイベントには難病の子どもたちやその家族らおよそ40人が参加しました。

イベントでは、参加した子どもたちが歌やダンスなどのパフォーマンスを披露したほか、家族らが子どもたちの闘病生活などについて語りました。

7歳の長男が血液の難病だった田中浩章さん(46)
「子どもが横で点滴に繋がれている中で自分が寝てしまって、もし何か起きてしまったら、どうしようとよぎって熟睡できない。本当に寝不足になる。自分の精神的な安定があるから子どもが安心して病気と向き合い状況が作れる」

7歳の長男が血液の難病だった田中浩章さんは、子どもが入院した際に親が泊まり込みで世話をする「付き添い入院」の体験談を紹介し、今回のような取り組みを通じて「孤独になりがちな親たちの交流の場が作れたら」と話しました。