標高2038メートル、岩手県内最高峰の岩手山で1日山開きが行われ、3年ぶりに記念登山も復活しました。

 1日は滝沢市と八幡平市、そして雫石町にある3つの登山口で午前6時から山開きの神事が行われました。このうち雫石町の御神坂登山口では猿子恵久町長や町の観光関係者などおよそ40人が出席して、シーズン中の安全を祈りました。
 岩手山の山開きは例年7月1日に実施されていますが新型コロナウイルスの影響でおととしと去年は神事のみでした。今年は3年ぶりに記念登山も実施され、山頂で3市町の関係者がピッケル交換を行います。朝はあいにくの雨でしたが、参加者は足元に気を付けながら、山頂を目指し汗を流していました。岩手山は雪のシーズンを迎える前の10月中旬までが一般的な登山シーズンとなります。