■ダンロップフェニックストーナメント1日目(16日、宮崎・フェニックスカントリークラブ 7042ヤード、パー 71)

今回が記念すべき50回目の大会となるダンロップフェニックス。注目は、2021年に「マスターズ」を制して以来4年振りに参戦となった松山英樹(31)。1日目は1イーグル、6バーディ、ノーボギーのトータル8アンダーで首位に立った。

午前9時過ぎ、多くのギャラリーが見守る中、10番からスタートした松山。11番165ヤードのパー3で、約3メートルのパットを沈めて初バーディを奪うと、15番、465ヤードのパー4、残り163ヤードの第2打はグリーンには届かず。それでも、第3打のアプローチ、ギャラリーの「入れー!」の掛け声とともに、ボールは見事カップイン。チップインバーディで2アンダーにスコアを上げ3位タイに浮上した。

勢いに乗る松山は前半最後の18番、560ヤードのパー5、残り222ヤードのセカンド。5アイアンで打ったボールはグリーンを捉え、ピンまで約1.5mにつけるスーパーショットを見せた。ここでイーグルを奪い、4アンダーとし、一気にトップに立つ。

後半に入っても、1番のパー4、セカンドショットをピンそばに寄せてバーディ、2番も連続バーディと勢いは衰えることなく、あと2つバーディを奪い、ノーボギーでホールアウト。トータル、63の8アンダーで1日目、首位に立った。松山はホールアウト後「ノーボギーで終わることができて良かった。きょうみたいにイーグルやバーディをたくさん取れれば盛り上がると思うので、頑張りたい」と語り、「スコアをひとつでも多く伸ばせるように頑張りたい」と2日目を見据えた。

1打差で7アンダーの2位にはアジア大会中国・杭州に出場した日本大学4年のアマチュア、杉浦悠太(22)が入り、3位には賞金ランキング1位の中島啓太(23)、ベテランの宮里優作(43)とS・ノリス(41)の3人が並んだ。

【ダンロップフェニックストーナメント 1日目】

1位   -8 松山英樹
2位   -7 杉浦悠太(アマチュア)
3位タイ -6 S・ノリス
       宮里優作
       中島啓太
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18位   -2 金谷拓実
73位   +3 石川遼