連日の猛烈な暑さに救急患者を運ぶ現場も警戒を強めています。熱中症が疑われる場合はどのように対処すればよいのでしょうか。
<駿東伊豆消防本部救急課 小野華奈子消防士長>
「早く梅雨が明けたこともあり、そのあたりから、熱中症疑いの搬送件数がとても多くなってきている」
静岡県沼津市や伊豆市などを管轄する駿東伊豆消防本部で6月、熱中症の疑いで出動した件数は29日までに42件。2021年の2倍以上で、65歳以上の高齢者が多くなっています。
救急車には、この時期ならではの備えがあります。
<沼津北消防署 山下大輔救急救命士>
「(救急車には)クーラーボックスを各隊、載せています。この中には、保冷剤を常備していまして、熱中症の傷病者に備えています」
また、隊員たちも保冷剤入りのベストを着用し、対策しています。
では、熱中症が疑われる場合、私たちには何ができるのでしょうか。
<沼津北消防署 山下大輔救急救命士>
「屋外だったら日陰に移動させます。涼しい場所に移動させることが大切です」
次に、胸元を開けたり、ベルトを緩めたりして風通しを良くします。
<沼津北消防署 山下大輔救急救命士>
「その次は冷却です。太い血管、血流が多く流れているところを効果的に早く冷やしてあげることが大切です」
<駿東伊豆消防本部救急課 小野華奈子消防士長>
「命に関わることですので、迷った時はすぐに119番して構いませんので、その点を注意してください」
駿東伊豆消防本部では、こまめな水分補給やクーラーの活用、室温の確認など、熱中症を予防する呼びかけにも力を入れています。
注目の記事
【3月9日】レミオロメンのカバーで1000万回再生 当時高校生だった3人が15年後の「3月9日」に再会した理由「この日しかないと思って【前編】

「おとうは、かっこいいけど…」 津波で父は行方不明 15歳の野球少年は30歳に 娘ができて初めて気づいた“父の偉大さ”

【講演全文・前編】3・11当時の気仙沼警察署長が「決断と後悔」語る【東日本大震災15年】

「この子と飛び降りようと…」2歳で失った左手 それでも息子は前を向き パラ陸上で世界を狙う白砂匠庸選手 見守り続けた両親と笑い合えるいま

「検診の痛みは、治療の100分の1」私が子宮頸がんで失った、腎臓と、自由と、子どもとの時間 放送作家・たむらようこさん

南極の氷が「最大42キロ」後退 失われた面積は「東京、神奈川、千葉、埼玉に匹敵」30年間の衛星データで判明 将来の海面上昇に警鐘









