6月としては異常ともいえる暑い日が続く中、デリバリーでレモネードを届ける店舗に注文が殺到しています。「1秒でも早く」届けるための手段とは?Nスタが取材すると驚きの光景が広がっていました。

■「とにかく早く届けたい」レモネード店 驚きのデリバリーに密着!


6月30日も・・・とにかく暑い!

今年初めて「熱中症警戒アラート」が発表された東京。気温も朝からぐんぐん上がり、都心では36.4℃を観測し、6月の最高気温の記録を更新。


さらに6月の観測史上初となる6日連続の猛暑日となりました。

練馬区でも気温は今年最高の37度まで上昇。この連日の猛暑であるモノに注文が殺到しているお店があるというのです。

それが・・・クラフトレモネード専門店『レモネードの国』


『レモネードの国』藤本祐輝さん
「最近猛暑日が続いてまして、猛暑日になってから3倍ぐらいになりましたね、売れ行きが。梅雨と比べたらもう3倍以上には」

国産の無農薬レモンにこだわり、砂糖を使わず、世界各国のはちみつ100%で作った“クラフトレモネード”が人気!氷は溶けにくい天然氷を使用しています。


この暑さで特に多いのが、デリバリーの注文。そして、その届け方が“暑すぎる”のです!

デリバリーに同行させてもらうことに・・・すると!


ーー藤本さん急にどうしたんですか!?

藤本さん
「時間がちょっとなくて。レモネード早く届けないと」

ーーバイクですか?

「いや、走っていきます。“走りのデリバリー”です。走って届けてます」

徒歩10分圏内のお客さんには走って配達しているのです!


しかし、なぜこの猛暑の中、走って商品を届けるのでしょうか?

藤本さん
「バイクはあるんですけど、バイクだと一方通行だったり、止めるのに場所がちょっとない時があるので。とにかく早くレモネード届けたいっていう、その思いの方が先走っちゃって。ちょっとバイクを取りに行く前にも走っちゃいますね」


1秒でも早く美味しいレモネードを届けたい。そんな思いが藤本さんを走らせるのです。

配達の後は、熱中症対策に麦茶を一杯。


藤本さん
「結構つらいんですけど、お茶飲めば回復しますね」