宮崎県延岡市のJR日豊本線の延岡駅構内の踏切で、警報器が鳴らず遮断機も上がったままの状態で列車が通過するミスが起きたことがわかりました。

JR九州によりますと、15日午前5時半ごろ、延岡駅構内にある、ホームから250m程離れた幸町踏切で、警報器が鳴らず、遮断機も上がったままの状態で4両編成の列車が通過したということです。

始発前に別の線路に転線させるための列車の移動は、手動で踏切を動作させていますが、その操作を忘れていたことが原因だということです。

けが人などはいませんでした。

JR九州は「再発防止に向けて、原因究明と対策の実施を行う」としています。