イトーヨーカ堂の創業者の伊藤雅俊(いとう・まさとし)さんの遺族から、1億円の寄付が信州大学に贈られ、周産期のメンタルケアに役立てられることになりました。

寄付をしたのは、今年3月に亡くなったイトーヨーカ堂の創業者でセブン&アイ・ホールディングスの名誉会長だった伊藤雅俊さんの遺族で、伊藤さんの遺志を継いで信州大学医学部に1億円が贈られました。
大学は2021年から、出産前後の周産期の心のケアに特化した講座を設けてきましたが、今回の寄付を受けて、伊藤さんの名前を冠した寄付講座に改名し、心のバランスを崩しやすい妊産婦や家族の精神的なケアと治療に当たるほか、啓発のための活動などを行います。