次世代型のインターネット=web3.0の分野で、DAO=分散型自律組織と呼ばれる“特定の管理者”がいない組織をめぐり、法人化などについての課題を整理する議論が自民党内で始まりました。
DAOとは、web3.0と呼ばれる次世代のインターネットの分野で、特定の管理者が存在せず、運営方針や事業を参加者の総意で推進できる新たな組織形態です。
しかし、DAOをめぐっては、現在、日本の法制度では明確な組織や組合の形態が定められていません。そのため、スタートアップ企業などからはDAOの法人化や課税制度など、法的な権利や義務について整理する必要性が指摘されていました。
平将明web3.0PT座長
「DAOが明確に定義づけされて、グレーゾーンじゃなくなると、自治体や大企業も含めて皆さんが使いやすくなっていく」
自民党web3.0プロジェクトチームの平将明座長はきょう、民間企業との意見交換の場でこのように述べたうえで、「柔軟に(DAOの)規制・ルールをデザインして、ユーザーがポテンシャルを最大化できる環境を作っていきたい」と意気込みを語りました。
プロジェクトチームは今後、意見交換を通じて、議員立法の制定も視野に検討していく考えです。
注目の記事
【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

【年賀状異変】発行数減なのに"じまい"グッズが品薄 逆手に取った「年賀状つなぎ」の逆襲・新ムーブメント

落ち葉で電車が登れない?“空転”で急勾配登れず最大20分の遅れ 紅葉シーズンの難敵「黒い被膜」 富山地方鉄道立山線で珍事

「倒れた日、朝の夫の顔色はどす黒くて・・・とにかく顔色が悪かったです」125時間30分の残業の果てに・・・妻が語った高校教師の「過労死」

拡散を繰り返した男性が今度は標的に… 匿名のデマ・誹謗中傷との長い闘い 加害と被害の連鎖を止めるには【報道特集】

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】









