“給与アップ法案”が衆院通過 国会議員も“増額”へ

こうした中、注目の法案の採決が行われました。

立憲民主党 山岸一生 衆院議員
「減税も遅い、賃上げも遅い、(副大臣)更迭の決断も遅い。岸田政権はあらゆる決断が遅い、遅い、遅い。ただ一つ早いのは、総理ご自身の賃上げですか」
 

野党が岸田政権の政治姿勢とともに追求した、総理らの“給与アップ法案”。14日、与党などの賛成多数で可決されました。法案が成立すれば、岸田総理は年間46万円。閣僚は年間32万円給与が増えることになりますが、政府は既に、総理や政務三役の増額分は全て国庫に返納すると表明しています。

ただ、この法案に連動して、国会議員のボーナスも年間19万円近く増えることになるのです。このボーナスアップ分について、各党がどう対応するのか、今後、新たな論点となりそうです。

■「適材適所」と言ってきたことへの説明責任は?

小川彩佳キャスター:
事実上の“更迭”から一夜明けて、国会にこのような神田副大臣の姿がありましたね。“うつむいて目をつぶる”という表現でしたけれども。

東京大学准教授 斎藤幸平さん:
寝てますよね。ふてぶてしいというか、肝が据わってるというか。岸田さんも少し運が悪いというか、逆にちょっと持ってるっていうか、不人気な減税政策をして今注目が集まってる中で自分の給料だけを上げてしまう。

あるいは、税金への関心が高まっている中で、こうした問題を起こす財務副大臣を任命してしまうっていうことが、まさに税の意識を下げたり政府への不信感を高めることになってしまうわけですよね。

当然、この任命責任も問われることになりますし、適材適所と言ってきたことへの説明責任というのもやっぱり果たされなければいけないのではないでしょうか。

小川キャスター:
次から次へと起きてますよね。

斎藤さん:
しかも去年と同じ「辞任ドミノ」ですからね。ちょっと任命のセンスが問われるような気がしますね。