「残念な調査結果」田辺三菱製薬の広報に聞きました
――放出や喜連瓜破に比べて正答率が低いことについて、地元はどんな受け止めなのでしょう。
(田辺三菱製薬 広報)「かつて、「道修町(どしょうまち)」は誰もが知っている言われるほど、大阪以外の人にも広く知られた、大阪を代表する地域でした。地域が正しく認知されることは、地域社会、ひいては医薬品産業の発展の原点です。」
――「くすりの町」としての認識も低くなっている点についてはいかがでしょうか。
(田辺三菱製薬 広報)「ここ8年の調査結果から、道修町(どしょうまち)を読めない、知らない方が多数を占める状況が続いていることに、道修町(どしょうまち)の構成員の一員として、また日本で最も歴史ある製薬企業として、危機感を覚えると同時に、一層の地域の認知向上の責務を感じています。」
広報の担当者は、道修町のみならず大阪で活動する製薬企業あげて、認知向上に取り組む必要があると強調しました。

11月22、23日には、地元にある「くすりの神様」少彦名神社で神農祭が開かれます。23日は隣接する御堂筋で、阪神タイガースとオリックスバファローズの優勝記念パレードが重なるため、好機にしたいということです。少彦名神社のシンボルでもある「虎」にちなんだイベントや、甲子園球場を模したフォトスペースも用意して、話題のパインアメも配布して、道修町(どしょうまち)の認知向上をめざした取り組みの一つにしたいということです。