医学、英語…「次世代のリーダー」育てる学校に

仮称・県立安積中学校は、2025年4月に開校する県立の中高一貫校です。いまの小学5年生が、1期生になります。

県内公立の中高一貫校は会津学鳳、ふたば未来学園に次いで3校目です。中高一貫校の最大の特徴は、高校受験がないこと。中学校と高校の6年間を通して、教育を進めます。

設置される安積高校は、県内で最も歴史が長い県内有数の進学校ですから、安積中でも高い学力や志を持った子どもたちの育成に力を注ぐことを計画していて、県内全域を対象に次世代のリーダーを育てることも目標にしています。

具体的な教育内容の特徴のひとつが「医学」です。安積高に昨年度導入された医学コースの入門編となる、医学の基礎を学ぶ入門講座が、県内の中学では初めて設けられます。

また、オールイングリッシュの英語授業や、実験授業を軸にしたサイエンスラボなど、理数系の授業にも力を入れます。県内だけでなく、世界を見据えた教育を掲げる中高一貫校の挑戦が再来年から始まります。