伊那市の中学生たちが13日、ラー油の原料にするトウガラシの収穫を行いました。

収穫をしたのは伊那市長谷(はせ)中学校の全校生徒31人です。



中学校では総合学習の一環で、2017年から「八房(やつふさ)トウガラシ」を栽培し、これを原料にしたラー油は地域の名物になっています。



今年はおよそ2000本の苗を植えましたが、少雨などの影響で収穫量は例年の7割ほどだということです。

(生徒は)「今年は数が少なかったが立派に育ってくれてよかった。このトウガラシで、地域ができるだけ明るくなればいいなと思い育てた」



トウガラシは乾燥させたあと地元でラー油に加工し、伊那市内のスーパーや道の駅で販売する予定です。