宮城県内は、先週10日までは気温が高かったのですが、11日から急に寒くなりました。原因はこの時季としては強い寒気で、この寒気の影響で13日、泉ヶ岳の初冠雪が観測されました。

午後2時すぎの仙台市内の様子です。泉ヶ岳の山頂付近が、わずかに白くなっています。仙台管区気象台は、13日、泉ヶ岳の初冠雪を観測しました。平年並みで、去年より19日早い観測です。

12日の気仙沼港の様子です。海面付近の水蒸気が冷やされることで現れる「気嵐」がみられました。12日の最低気温は、気仙沼で0.6度など、県内すべての観測地点で今季最低になりました。

急な寒さの原因は、この時季としては強い寒気です。13日朝の最低気温は、大崎市川渡で0.4度、仙台で4.9度など、12日より高かったものの、平年並みかやや低い所が多くなりました。

街の声:
「寒いですね!」
「一週間前は薄着で大丈夫だったが寒さに耐えられなくてニット、コート、マフラーとかを身に着けるようになった」

強い寒気は、14日朝以降、次第に弱くなり、15日からの気温は、平年より高い日が多くなる見込みです。