上空の強い寒気の影響で、北陸と西日本では大気の状態が非常に不安定になるでしょう。また北陸の標高の高い地域では雪が降る所がある見込みです。

北日本から西日本の上空およそ5500メートルを-30度以下のこの時期としては強い寒気を伴った気圧の谷が通過するため、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。その後も14日にかけて寒気の影響を受け、北陸地方は大雨となる所があるでしょう。

13日午後6時までに降る雨の量は、多い所で80ミリの予想です。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にも注意してください。

また標高の高い地域では、雪が降る所があるでしょう。13日午前6時までに予想される雪の量は、いずれも多い所で、新潟県で10センチ、富山県で3センチ、石川県と福井県で1センチです。山間部を通行する際は冬用タイヤを装着するようにしてください。