■侍ジャパン強化合宿(12日、宮崎)
「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」(11月16~19日、東京ドーム)に向けた侍ジャパンの合宿は12日、広島との強化試合で日本ハムの万波中正(23)が「6番・ライト」でスタメン出場し、同点タイムリーを放った。
プロ5年目の今シーズン、自己最多25本塁打の飛躍をみせ侍ジャパン入りを果たした万波。合宿期間中には井端弘和監督(48)に「出塁できる選手がいっぱいいるので、どちらというと返す役目なのかなと自分で思ってますし、5番か6番を希望した」と自らの役割を考え伝えたという。
そしてこの日、10日の巨人戦に続き、2試合連続の6番でスタメン出場。1点を追う6回、二死2塁でバットを折りながらしぶとくレフト前へ同点打を放ち、侍ジャパンで初タイムリーをマークした。
「すごい選手がこれだけいるチームだと、6番も本当にチャンスで多く回ってくる打順だと感じますし、重要な打順だと感じた」と改めて“6番”の重要性を再確認。4日後の本戦へ「今日のような場面でしっかりタイムリーが打ちたいですし、森下のように、なかなか点が入らない場面でホームランというのが僕が試合で目指しているところなので、なんとかそういう一振りを出せるように頑張ります」と意気込みを語った。














