■男子ゴルフ・三井住友VISA太平洋マスターズ 第3日(11日、静岡・太平洋クラブ 御殿場コース、7262ヤード、パー70)

賞金総額2億円、優勝賞金4000万円、今年で51回目を迎えた三井住友VISA太平洋マスターズ。昨日の第2ラウンドが濃霧による視界不良のためサスペンデッドとなり、残りの第2ラウンドをプレー後、午前10時05分から始まった第3ラウンド。大会連覇を目指す石川遼(32)は、6バーディ、2ボギーのトータル3アンダーで13位につけた。

午前7時30分から第2ラウンドの競技が再開。14番からスタートした石川は以降のホールを全てパーで終え、1バーディ、3ボギーのトータル1オーバーの34位タイでホールアウトした。

第3ラウンドの前半12番、451ヤード、パー4のセカンドショットをピンそばに寄せ、この日初めてのバーディを奪う。続く13番でもバーディを奪い、1アンダーで20位タイに浮上した。さらに16番ではラフからの2打目をグリーンの傾斜を利用してピンに寄せ、3つ目のバーディ、18番でも3打目をピン近くに止めてバーディと前半だけで4つスコアを伸ばした。

後半に入っても2番、3番と連続バーディを奪い上位に浮上したが、4番、5番で連続ボギーを叩いてしまう。この日は4つスコアを伸ばしトータル3アンダーの13位に浮上しトップと9打差とした。ホールアウト後、石川は「第3ラウンドは非常にいいゴルフができていた。ボギー2つはもったいなかったが全体的には良かった。とにかく明日はベストを尽くしたい」と意気込んだ。。

今季3勝、賞金ランキング1位の中島啓太(23)は26位タイからのスタート。前半9ホールを1バーディ、2ボギーで回り、1オーバーで入った後半。ボギーを2つ叩いたが、17番、18番と連続バーディで締め、トータルイーブンパー、トップと12打差の31位タイに終わった。

12アンダーでトップに立ったのは、ツアー8勝で18年と19年の賞金王、今平周吾(31)。

【三井住友VISA太平洋マスターズ 第3日】
1位 ー12 今平周吾
2位 ー10 吉田泰基
3位  ー7  杉山知靖
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13位タイ ー3 石川遼
31位タイ  0 中島啓太