全盲の若山さん、盲導犬と出会う
若山さんは、1999年、30歳の時に「網膜色素変性症」という難病を患い、視力が徐々に低下。2012年、全盲となりました。

視力を失った後、しばらくは白杖=白い杖を使いました。しかし、障害物を探りながら歩くことへの抵抗などから、閉じこもりがちになっていた頃、盲導犬の存在を知らされました。体験してみると、新しい世界が広がっていました。
若山崇さん:
「見えていた時には感じたことのなかった、風を切って歩いているんだという実感を受けた」

その後、日本盲導犬協会に貸与を申請し、2015年11月、相性の良さを感じたトラヴィスに巡り会いました。
若山崇さん:
「性格は自分と同じで、のんきかなと思っている」