中国の習近平国家主席は5日開幕した全人代=全国人民代表大会の会議で、「党の風紀を正し、反腐敗を貫徹しなければならない」と指示しました。自身が推し進める「反腐敗闘争」の継続を改めて訴えた形です。

中国国営の中央テレビによりますと、習近平主席は5日午後、全人代の江蘇省代表団の会議に出席し、「経済・社会発展の目標と任務を達成するには、より複雑な環境に対応し、より多くの深層的な矛盾を解決する必要がある」と主張。

そのうえで「党を管理・統治する効果が高ければ高いほど、経済・社会発展を保障する力はより強固になる」と強調し、「党の風紀を正し、反腐敗を貫徹しなければならない」と指示しました。

習近平指導部は汚職を取り締まる「反腐敗闘争」を強化していて、閣僚や軍幹部などの失脚が相次いでいます。今回の全人代でも改めて取り締まりを継続する方針を示した形です。