「誠英」の名前背負う重圧

葛西キャプテン
「誠英のユニフォームを毎回着る度に心が躍るというか、本当に毎回試合に並ぶという時に毎回鳥肌が立つような感覚で、私は毎回鳥肌が立っています」

誠英の2文字を背負うということ。それは期待とプレッシャーに同時にさらされることでもあります。ことしのインターハイは2回戦敗退。鹿児島国体をかけた中国予選では3位に終わり、国体出場を逃しました。

藤田陽美華選手(3年)
「会場にたくさんの方が足を運んで下さって自分たちのために応援して下さったのに、情けない試合をしてしまったので、とても申し訳ないという気持ちでいっぱいです」

上村日菜選手(3年)
「全国に何年も出ている誠英高校だからやっぱりそういうプレッシャーはありました」

誠英のプライド胸に大舞台へ

しかし、33年紡がれてきた春高出場の道のりを閉ざすわけにはいきません。

藤田選手
「プレッシャーに負けてしまうと、誠英は本当のチームではないと思うので。ここに入学したっていうことは、プレッシャーを背負うという覚悟で入っているので、それに負けないように練習してきました」

折れそうな心を支えたのもまた「誠英」のプライドでした。その名は、大きな舞台で、輝きを取り戻します。

選手全員「春高行くぞ。しゃー」