■侍ジャパン練習試合 広島 3-6 日本代表(12日、SOKKENスタジアム)
侍ジャパンは広島との練習試合に逆転勝利。井端弘和新監督(48)のもと、10日の巨人戦では完封負けを喫したが、対外試合2戦目で初勝利。16日から東京ドームで開催される「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」に挑む(初戦は台湾戦)。
この日は2点ビハインドから、阪神の森下翔太(23)が“井端ジャパン”第1号となるソロ本塁打、終盤にもタイムリーを放つなど2打点。日本シリーズで新人記録の7打点をマークし、MVP級の活躍をみせた立役者が侍でもさっそく存在感を示した。
2回は牧秀悟(25、DeNA)が相手守備のミスもあり内野安打で出塁すると、小園海斗(23、広島)のヒットで無死一・二塁に。ここで万波中正(23、日本ハム)が併殺打も坂倉将吾(25、広島)のタイムリー内野安打で先制点を挙げた。
侍の先発・今井達也(25・西武)は1回は3者凡退、2回は1死で四球を与えるが、後続を抑えた。だが1点リードの3回、1死で石原にエンタイトル2ベースを許すと、2死三塁で矢野に同点タイムリーを浴びこの日はマウンドを降りた。2人目の阪神・及川雅貴(22)は4回に2死から連打を許すと、二俣にタイムリーを打たれ1-2と勝ち越される。さらに3人目の日本ハム・根本悠楓(20)が中村にソロ本塁打を浴び3点目を奪われた。
追いかける侍打線は5回、2死一・二塁で佐藤輝明(24、阪神)がこの日2回目の空振り三振。だが6回は1死で森下がソロ本塁打を放ち、2-3と1点差に迫ると、2死で小園の二塁打から万波、坂倉の連続タイムリーで4-3と逆転に成功した。
さらに7回は2死三塁で森下がタイムリーを放ち5-3、この日2打点目を挙げた。8回は1死満塁から広島・益田の暴投で6-3と突き放した。
投手陣は8回が清水達也(24)が、9回は田口麗斗(28)が無失点でリレー。練習試合の特別ルールで9回裏も行われ、代打・古賀 悠斗(24、西武)が1死から二塁打を放ったが、最後はこの日3安打の小園が三ゴロでゲームセット。
■カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023
11月16日 台湾vs日本 @東京ドーム 19:00
11月17日 日本vs韓国 @東京ドーム 19:00
11月18日 豪州vs日本 @東京ドーム 12:00
11月19日 3位決定戦・決勝














