アルピコ交通は、長野市と松本市を結ぶ高速バスを、乗務員の不足などを理由に2024年3月末で廃止すると発表しました。

長野市と松本市を結ぶ高速バスは長野自動車道の開通に伴い1993年3月に運行を開始し、観光客や通勤・通学客などに利用されてきました。

現在は平日に限り10往復20便を運行していますが、アルピコ交通は10日、2024年3月末で長野―松本線の運行を終了すると発表しました。

アルピコ交通は、「慢性的な乗務員不足や新型コロナ拡大をきっかけにした利用客の減少などで、運行維持が困難と判断した」と廃止の理由を挙げていて、「ご不便をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます」としています。