■バスケットボール・B.LEAGUE 第8節 SR渋谷-横浜BC(11日、 東京・青山学院)
日本代表の司令塔・河村勇輝(22)を擁する横浜ビー・コルセアーズ(中地区・5位)は、敵地で中地区7位のサンロッカーズ渋谷に80-59で勝利。河村の3試合連続、30点超えとなる35得点の活躍でチームを勝利に導いた。
2試合連続で30点越えの横浜BC・河村は、この日も出だしから3ポイントシュートを成功させるなど絶好調。9月のワールドカップで共に日本代表として戦った渋谷のジョシュ・ホーキンソン(28)と、いきなりマッチアップする場面も見られた。第1Q、横浜は河村の10得点で17-11でリード。
第2Q、河村はスタートからベンチで見守ったがキング開(23)、森井健太(28)の連続3ポイントシュートで10点のリードをつける。渋谷はタイムアウトをとると、このタイミングで河村が再びコートイン。河村はすぐさま連続得点を決め、渋谷との差をさらに広げる。前半を横浜BCが42-24でリードして折り返した。河村は15得点をマーク。
後半も出だしから河村が3ポイントシュートを成功させると、圧巻は厳しいチェックをされながら、レイバックシュートを決めこの日22得点目。さらにドライブで持ち込み、ホーキンソンのファウルを誘うなど頭脳プレーを見せた。第3Q途中で河村は27得点をマークし、ベンチに下がる。
最終第4Q、河村はベンチスタートとなったが、開始2分06秒でコートに入ると3ポイントシュートを決め、3試合連続となる30得点目。ゴールに向かう河村を渋谷はファウルでしか止められなかった。横浜BCは渋谷に一度もリードを許さず勝利した。河村は35得点をマーク、5日の仙台戦で34得点、8日の三遠で35得点に続く3試合連続の30点超えとなった。前の試合で26得点の活躍を見せたホーキンソンは、厳しいディフェンスで6得点に終わった。














