マンションのゴミ置き場の防犯カメラが捉えた“不法投棄”の瞬間。その不法投棄した人物をNスタが直撃しました。
埼玉県蕨市のマンションに設置された防犯カメラの映像。
6月16日午後11時半ごろ、
やってきたのは白い軽乗用車。

1人の人物が降りてくると、
なぜかマンションのゴミ置き場の蓋を開け、車に戻りました。
すると、大きな袋とダンボール箱のようなものを持つと、そのままゴミ箱へ。
この人物について、マンションのオーナーは
マンションのオーナー:
「存じ上げない方でした」
“不法投棄の決定的な瞬間”です。
その後も次々と車からゴミを運び出し、
捨てること、合計8回。
そのまま車に乗り込み去っていきました。
6月29日、Nスタは、不法投棄があった蕨市の現場へ向かいました。
マンションのオーナーは憤ります。
マンションのオーナー:
「これだけのゴミを人様のところに捨ててっちゃうっていうのは問題ですよね」
Nスタが不法投棄されたゴミの一部を確認してみると、
ある痕跡を発見。それは、“飲食店の名前”です。
Nスタ:
「居酒屋さんみたいですね」
マンションのオーナー:
「電話番号とかお店の名前も入っていて」

これは食材の発注書でしょうか?店名が大きくはっきりと。
マンションのオーナー:
「お店を閉めるのに、処分よろしくみたいな感じで
こういうことをされてしまったっていう感じがしますね」
6月29日、午後、東京都内にある店舗を訪ねてみると、
Nスタ:
「あちら捨てられていたメニューと同じ店名が書かれています。」
なんと、営業している店のようなのです。
電話で確認すると、店の関係者から驚きの事実が
店の関係者:
「うちの従業員がゴミを捨てたかもしれない。」
なぜ店のゴミを不法投棄したのでしょうか?
Nスタ:
「お話聞いてもいいですか。」
Nスタは、その人物を直撃。
Nスタ:
「ここの人物です。本人ですか」
男性:
「そうです。私です」
不法投棄を認めたのは中国籍だという男性。

男性:
「ごみ処理業者を呼ぶのは、間に合わないから。
車でみつけた。この辺ごみ箱があるって」
Nスタ:
「ご自身の判断でやられたんですか?それとも上司の指示?」
男性:
「自分です」
Nスタ:
「犯罪という認識は?」
男性:
「あります」
男性はマンションのオーナーに謝罪したいと話しています。