自宅に戻れない…
2011年3月11日に起きた東日本大震災で、レピコロレの前身である「サンメリー」のあった浪江町は、震度6強の揺れと15mを越える津波に襲われました。お店と自宅は内陸にあったため、津波の被害はまぬがれ、家族も無事でした。
今井まゆさん:
「(地震の)当日は大変だったね、くらいだったんですけど。翌日の朝になってから、突然、もうこの辺にはいられないので避難してくださいと。自分たちの身にそんなことが起こると思っていないので、自宅に戻れるものだと思っていたので」
福島第一原発事故により、今井さん家族は自宅に戻ることはできなくなったのです。
娘の彩聖さんも今年から毎週火曜日には大学の授業を入れずに、親子でいっしょに浪江でパンを販売しています。
今井彩聖さん:
「レピコロレと浪江町という、母がつないでくれた縁を私も手伝っていきたいなと思っています」














