9日朝の富山県内は各地でひと桁台の冷え込みとなり高岡市の雨晴海岸では冬の訪れを告げる「けあらし」が現れました。

朝6時ごろ、朝焼けに染まる高岡市の雨晴海岸には多くのカメラマンが集まっていました。

あたりが明るくなると水面から立ち上る蒸気「けあらし」が確認できました。

富山県内は高気圧に覆われて晴れ、けさは放射冷却の影響で冷え込みました。最低気温は氷見で6.3℃、高岡市伏木で9.2℃などすべての観測地点でひと桁台に。氷見、砺波、秋ケ島では今季一番の冷え込みとなりました。

富山地方気象台によりますと海水温が高く、陸上が冷え込んだことから温度差で気嵐が発生したということです。

このあと県内は南からあたたかい空気が入り込むため気温が上がり日中の予想最高気温は富山、高岡市の伏木ともに24℃とけさより15℃前後高くなる見込みです。