中野市で5月、男女4人を殺害した疑いで逮捕された青木政憲(あおき・まさのり)容疑者に、刑事責任を問えるかどうかを判断するため、3か月間にわたって行われていた鑑定留置が8日で終わりました。

青木政憲容疑者は、午後6時半ごろ、留置されていた東京の医療機関から、長野中央警察署に到着しました。
殺人の疑いで逮捕された中野市江部の農業・青木政憲容疑者32歳は、5月、中野市で散歩をしていた2人の女性と警察官2人の合わせて4人を、ナイフや猟銃を使って殺害した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、容疑を認めていて、これまでに女性2人を殺害した理由について、「ひとりぼっちと馬鹿にされていると思った」などと供述しているということです。

検察は青木容疑者に刑事責任を問えるかを判断するため、8月から3か月間にわたって鑑定留置を行ってきましたが、8日で終えました。
鑑定結果は明らかにしていませんが、引き続き捜査を続け、起訴するかどうかを
判断する見通しです。














