島根県松江市の松江栄養調理製菓専門学校で、栄養士を目指す生徒らが食物アレルギーについての特別講義を受けました。

教壇に立ったのは、この学校の卒業生で、松江市のアレルギー料理研究家・上田まり子さんです。

アレルギーフリーのパーティー開催やメニュー開発など、全国的に活躍していて、
「命に関わる病気なのに好き嫌いと混同されて、心無い言葉をぶつける人もまだあります」などと話しました。

FoodMarico上田まり子社長
「アレルギーなどの重要性をきちんと理解した上で取り組んで頂くことで、より良い料理ですとか、より良い仕事につながると思います。」
学生
「アレルギーの大変さをすごく実感しました」

また上田さんは、今後外国人観光客が増えれば、栄養士にはハラルやビーガンについてなど、多様な知識が必要になると後輩たちにアドバイスしていました。