
現物はちょっと手に入らなかったんですが、だいたいのイメージがこんな感じで全選手、手書きだったそうです。今シーズン、こういうふうなことが課題だったとか、こういうことがよかったけどダメだったとか、このキャンプとか来シーズンに向けてこんなところを取り組みたいとか、こういうふうになりたいというのを書いたそうなんですが、コーチは本当にいい取り組みだということで、いろんな目標とかを明確に共有できるし、おもしろいんだけど、それよりも選手の性格がいろいろ見られるものでよかったと。
例えば、ちゃんとした紙に書く人もいれば、ノートの切れはしみたいに書いて出した人もいるし、特にフォーマットがなかったらしいので、自由にレポート出してくれということだったそうです。現物は見てないので本当かどうかわからないですが、「カープカレンダーの裏に書いたやつがいる」とコーチが笑っておっしゃっていました。
中根夕希 キャスター
個性が出ますね。
松本清孝 ディレクター
そんな中でいろんなコーチにちょっと聞いたのですが、みんなが一番印象に残った選手がいると。それも同じ選手でした。その選手が、全選手でただ1人、縦書きで提出した 林晃汰 選手。しかも、かなりの達筆だったらしい。

今、林選手はバッティング練習をしていますけど、なんとなくイメージ・顔つき・性格とかから考えて、ちょっと意外な一面が見えたりして、コーチもこのレポートに関しては、もちろん野球の内容は勉強になったり、いろいろ役立っているんですが、選手の意外な一面も見えたりして、この秋キャンプを楽しんでいるそうです。

青山高治 キャスター
こういったレポートとか、見たこともない練習方法とか、今回のキャンプは本当に取材のしがいがありそうですね。
松本清孝 ディレクター
いや、本当に楽しくて。あと、藤井ヘッドコーチがアイデアマンで、いろんなことをしようっていうのをたぶん選手・コーチと共有して、新井監督もすぐに二言目には「コーチに任せているから」っていうことをおっしゃっていて、本当にコーチも選手もいろんなことを考えて、どうすれば来年、優勝したり、日本一になったり、チームの目標以外にどうすればこの選手が来年、活躍できるようになるんだっていうことを本当に全員で取り組んでいるキャンプだなと思います。