発達しながら進む低気圧から延びる寒冷前線が、7日にかけて日本列島を通過していきます。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定です。

【予想雨量】11月ひと月の雨に匹敵する予想雨量も

■7日18時までに予想される1時間雨量
近畿地方30ミリ~50ミリ
東海地方40ミリ~50ミリ
関東地方30ミリ~40ミリ


■7日18時までに予想される24時間雨量
近畿地方80ミリ~150ミリ
東海地方100ミリ~200ミリ
関東地方80ミリ~120ミリ


太平洋側の地域で雨量が多くなる見込みです。

11月ひと月の平年の雨量は、大阪72.5ミリ、名古屋79.1ミリ、東京96.3ミリなので、今の時期として大雨が予想されています。

暦の上では晩秋の11月ですが、季節はずれの暑さだけでなく、雨も夏に近い
降り方のようです。

■【連続画像】雨シミュレーション6日(月)21時~7日(火)正午/1時間ごと)】

前線通過前は南風が強く、前線通過後は、西寄りの風に変わるでしょう。大気の状態が不安定なため、竜巻や突風、落雷に注意してください。