岸田政権は「消極的な理由で続いてる」
ホラン千秋キャスター:
与党と野党、総じて期待値が低い原因はどこにある?
若新雄純 慶応大学特任准教授:
コロナ禍が明けつつあって、世界が混沌としてる中で、次の社会のビジョンを描くことは簡単ではない。諸問題に対して、絶対にこれが良いという解決策を、みんなが持っているわけでもない。

「これだったら岸田政権の次にいけそうだ」っていうプランを、みんな頑張って準備していて、準備ができたら攻めてくるんでしょうけど、今は、次はどうしたらいいか、誰もわからない状態で、とりあえず中継ぎで岸田政権に任せるっていう、消極的な理由で続いてる。それって、国民にとってはどうなんだろう…全く元気がない社会になっている。
ホランキャスター:
目の前の不安も大きいし、将来の不安も大きい。国民は、何に希望を見出していいのかわからない。
若新雄純 慶応大学特任准教授:
与野党、どちらでもいいが、「この人なら任せられそうじゃん」って、ポスト総理大臣、ポスト政権に、明るいものが見えてくると、変わるんでしょうね。