3割以上で最低制限価格「ピタリ」余罪捜査へ
最低制限価格をめぐる今回の不正。町が今年度発注した64件の公共工事の入札のうち、3割以上に当たる21件は、最低制限価格とまったく同じ金額で落札されていて、業界関係者も、疑惑は今回の事件に留まらないといいます。
「最低制限価格が大いに上、大幅に下、少し下、どうであろうが決まった業者だけが落札する。それはおかしい。最低制限価格を知っている」(関係者)
警察は他の発注工事でも不正がなかったか捜査を進めていて、事件の全容解明にはまだまだ時間がかかりそうです。