東京都教育委員会は、都立高校の教員が生徒300人以上の個人情報が記載されている「修学旅行のしおり」を紛失したと明らかにしました。

都の教育委員会によりますと、先月27日、都立小岩高校の教員が修学旅行先の大阪市内で、生徒の個人情報が記載されている教員用の修学旅行のしおりを紛失したということです。しおりには、小岩高校の生徒356人の氏名と、330人の携帯電話番号などが記載されていました。

教員は宿泊先のホテルで生徒の忘れ物を点検し、その後、最寄り駅に向かう途中で、自らが管理するしおりの紛失に気付いたということです。

6日現在、紛失したしおりは見つかっていませんが、個人情報の第三者への流出は確認されていないということです。

都の教育委員会は、全ての都立高校に対して、個人情報の取扱いに関する注意喚起を行うことにしています。