教室の歴史に幕もこれからも編物は「生きがい」

最後の授業では生徒たちが感謝の気持ちをサプライズで表現してくれました。
ケーキにプレートたて先生に渡す生徒たち
「長い間本当に…」
藤田芳子さん(99)
「長くないよ。とにかく、皆さんにケーキを渡してくれない?」
生徒たち
「まず、先生が食べて」

お祝いのケーキも大切ですが生徒の作品が気になり手が離せません。気持ちを若返らせ時間を忘れて没頭できるもの。それが藤田さんにとっての編物です。
藤田芳子さん(99)
Q.編物を70年やったのはすごいですね
「まだまだ行けそうです」
生徒
「(私たちも)こうなりたいね」
藤田芳子さん(99)
「好きでやるのであればいいのでない。生活に役立って、みんなから褒められると、なんぼか鼻高々になる。それがまたいい」

教室は歴史に幕を閉じますが編物は藤田さんの生きがい。いまできることを大切に、これからも人生を謳歌していきます。
こちらのニュースはYouTubeの「ATV青森テレビ 公式チャンネル」でご覧いただけます。動画はこちらから!→99歳の編物講師が教室の歴史に幕
