ウクライナ軍はロシアが一方的に併合した南部クリミアにある造船所を攻撃しました。ロシア側は、攻撃を受けたことを認め、艦船1隻が損傷したとしています。

ウクライナ軍は4日、クリミアの造船所にある港湾インフラなどを攻撃したと発表しました。空軍の司令官は使われたのは巡航ミサイルで、この造船所にはロシア海軍の最新鋭艦が停泊していたとしています。

ロシア通信によりますと、ロシア国防省は造船所に巡航ミサイル15発による攻撃があったとし、13発は空中で破壊したものの、艦船1隻が損傷したことを認めました。ただ、どういった艦船が被害を受けたのかは明かしていません。

こうしたなか、ウクライナ軍は3日に南部ザポリージャ州でロシア軍によるミサイル攻撃があったと明らかにしました。ウクライナメディアは、現場では当時、兵士たちの表彰式が行われていたとし、集まっていた兵士20人以上が死亡した可能性があると報じています。