北朝鮮の国営メディアは去年、北朝鮮がICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を行った11月18日を「ミサイル工業節」と定める政令を採択したと報じました。

5日付けの朝鮮中央通信によりますと、立法機関にあたる最高人民会議の常任委員会常務会議が開かれ、11月18日を「ミサイル工業節」に制定する政令を採択したということです。

この日は去年、金正恩総書記の指導のもとでICBM「火星17」の発射実験が行われていて、「世界的な核強国、最強の大陸間弾道ミサイル保有国の威容を満天下にとどろかせた日として永遠に記録する」としています。

北朝鮮の記念日をめぐっては、2017年11月29日のICBМ発射を記念したとみられる「ロケット工業節」が、2年前、北朝鮮のカレンダーに加わっていましたが、去年のカレンダーからは表記が消えていました。