日本に留学中、SNSに香港独立などを主張する投稿をしたなどとして起訴されていた女子学生に対し、香港の裁判所は懲役2か月の実刑判決を言い渡しました。

香港メディアによりますと、23歳の女子学生は2018年9月から今年3月まで、SNSに「私は香港人で、香港独立を主張します」などと投稿。国家安全維持法に違反した疑いがあるとして今年3月、留学先の日本から香港に一時戻ったところで逮捕されました。

女子学生はその後、13件の投稿が扇動行為にあたるとして、刑事罪行条例違反の罪に切り替えられ起訴されました。

投稿は13件のうち、11件が留学先の日本から投稿されたものでしたが、裁判所は海外での行為についても罪が成立すると判断。3日、女子学生に懲役2か月の実刑判決を言い渡しました。