ザ・ビートルズが過去のデモテープをもとに“最後の曲”をリリースしました。イギリス・ロンドンの聖地にはファンが集まり、涙を流しながら新曲に耳を傾けました。

2日、リリースされたザ・ビートルズの27年ぶりの新曲「ナウ・アンド・ゼン」。亡くなったジョン・レノンさんが残した古いデモテープの音源から、AIを使ってレノンさんの歌声だけを取り出すことに成功し、これをもとにポール・マッカートニーさんらが楽曲を完成させました。

アルバムのジャケット写真で有名なロンドンの「アビイ・ロード」には配信に合わせ雨の中、多くのファンが。ラジオで曲が流れた瞬間、涙を流す人もいました。

カナダから来たファン
「子どもの頃からビートルズのファンだったので、40年も前に録音されたジョン・レノンの声を聴けて感動しました」
イギリスのファン
「曲の歌詞から亡くなった父を思い出し、さまざまな感情が蘇りました。ビートルズは多様な音楽のジャンルを結びつけ、音楽の歴史を変えました。今回の挑戦も彼ららしいです」

ミュージックビデオは日本時間の3日午後11時に公開されます。