井出真奈史さん:
「『私、できるじゃん!』。この日、『目のことを言い訳にしない』『苦手なことも逃げずに勇気を出してやってみる』と、自分自身に誓うことができました」

抑揚をつけて、聞く人の胸に響くように話すことを意識しています。

全国大会出場までの道のりを支えたのは、クラスメイト2人の存在です。

クラスメイトの女子生徒:
「いま読んでいるところの一文から二文くらい先まで読むと少し噛みにくくなるかなって」


クラスメイトの男子生徒:
「もっと遠くに視線を投げかけることで、より聞いている人はスッと心に入ってくるかなと思う」

弁論大会の経験がある2人からのアドバイスは、井出さんの励みになっています。

井出真奈史さん:
「すごくありがたくて、そのおかげで県大会でも勝てたので、(クラスメイトの2人は)すごくいい存在ですね」

全国の舞台での初めてのスピーチ。

井出さんは同じ境遇の人に自分の経験が届いてほしいと話します。


井出真奈史さん:
「自分の書いた原稿で誰か目が見づらい人、障がいがある人が明るくなればいいですよね」