来年6月30日に一般開放される黒部宇奈月キャニオンルートの基本コースの料金が13万円と公表されました。報道機関に公開された秋のツアーに参加すると黒部の秘境からしか見られない「裏剱」を体験しました。

先月11日、秋のシーズン。報道機関に黒部宇奈月キャニオンルートが公開されました。

まずは黒部峡谷鉄道で欅平駅に向かいます。

黒部宇奈月キャニオンルートは、欅平駅から黒部ダムまで、黒部峡谷の地底を切り開いて作られた貴重な電源施設の数々がみられます。

欅平駅に着くと、一般観光客の流れとは反対に進みます。

まずはセキュリティチェック。関西電力から委託を受けた警備員が金属探知機を使って入念に調べます。セキュリティが厳しい理由について、関西電力は「施設見学に当たり、テロ等の犯罪事情などを踏まえ、重要ライフライン施設への入所の際に、見学者の皆様の安全をより一層確実なものにするため、実施しているものです」としています。

欅平駅で、ヘルメットをかぶります。最初に乗る電車は、工事用のトロッコ電車。いよいよ黒部峡谷の地底に入ります。