31日午後、宮城県大和町の小学校の敷地内でクマ1頭が目撃されました。人的被害はありませんでした。
吉田小学校 坂内信彦教頭:
「用務員さんがここで作業していたときにカサカサと音がして見たら、ちょうど木からクマが降りてきた。そのままフェンスの方へ逃げた」

31日午後3時20分頃、大和町立吉田小学校の敷地内で、クマを目撃したと学校から警察に通報がありました。学校によりますと、体長およそ80センチのクマ1頭がイチョウの木から降りてきてその後、学校の敷地の外に逃げていったということです。当時、授業は終えており人的被害はありませんでした。

吉田小学校 坂内信彦教頭:
「学校の敷地内でクマを見たのは初めて。より一層クマの情報には今後も気を付け、情報が入れば保護者に情報を流し、子どもたちの安全を第一に考えて対策を立てていきたい」
県内では、各地でクマの目撃が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
県によりますと県内では、10月23日時点で766件のクマの目撃情報が寄せられていて、去年の同じ時期に比べ261件増えています。