中古車販売大手の「ビッグモーター」は今月末で全国の9店舗で営業を終了する方針を明らかにしました。

保険金の不正請求問題が発覚して以降、急速に業績が悪化しているビッグモーターは経営を合理化するため、全国で9店舗の営業を今月31日で終了すると明らかにしました。

営業を終了するのは、▼東京都青梅店、▼大阪府茨木店、▼埼玉県本庄早稲田店などで、問題発覚前の6月末には全国で262店舗が営業していましたが、今回で249店舗まで減りました。

終了する店舗の機能は近隣の店舗に移すということです。

ビッグモーターは、大手損保に契約を解除されるなど経営環境が一段と悪化する中、先週金曜日には銀行団とスポンサー候補の選定について協議をしていました。